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「崖の上のポニョ」(がけのうえのポニョ)は、藤岡藤巻の4枚目、並びに大橋のぞみにとって最初のシングル。2007年12月5日にヤマハミュージックコミュニケーションズから発売された。 == 概要 == 表題曲は、2008年7月19日に東宝配給で公開の映画『崖の上のポニョ』のエンディングテーマとして使用された。作曲・編曲を同映画の音楽を担当している久石譲、作詞を作画監督の近藤勝也、補作詞を監督の宮崎駿が手掛けている。 映画の絵コンテを宮崎から渡された時、久石の頭にすぐこの曲のメロディーが浮かんだが、当初はあまりにも単純な曲だと思ったので発表するのを2〜3ヶ月保留していた〔『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』12月9日放送#参考資料〕。しかし、結局この曲が頭から離れず、宮崎とプロデューサーの鈴木敏夫に聴いてもらったところ、その単純さが主題歌に相応しいという事で採用される事になった〔。 この曲の歌手の決定には偶然が大きく作用している〔『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』12月2日放送#参考資料〕。歌が完成してから、曲のイメージをつかむために試しに誰か子供に歌ってもらおうという事になり、児童劇団に所属する大橋のぞみが呼ばれた〔。ところが、彼女の歌声に魅了された宮崎の希望で、本番の歌も彼女に歌ってもらう事になった〔〔。 さらに、父と娘が一緒に歌う感じを知るために、博報堂の社員としてスタジオジブリの映画の宣伝を担当していて、藤岡藤巻のユニット名で歌手活動もしている藤巻直哉に頼んで合わせてもらったところ、こちらもイメージ通りで、最終的に藤岡藤巻と大橋のユニットでCDを出す事に決定した〔。大橋が歌ったデモバージョンは、CDのトラック5に収録されている〔。 2007年12月3日に行われたCDの発表記者会見で、この曲「崖の上のポニョ」が映画の主題歌だということが公表され、あわせてオープニングテーマとするかエンディングテーマとするかは未定であることも発表された〔。監督の宮崎は、エンディングテーマになる可能性が高く、同じく、この時点では未完だった映画のストーリーを、この主題歌が映画の最後に流れても不自然でないハッピーエンドのラストにしたいと語っており〔、実際にその通りになった。 C/W曲の「フジモトのテーマ」は、ポニョの父親を歌ったもので、久石の曲に藤岡藤巻が詞を付けている〔。当初は「もうだれも神を信じない」という意味の歌詞があったが、宮崎の反対で現在の様になった〔。 通常、映画の主題歌は公開の時期に合わせてCDリリースするのだが、このCDが子供へのクリスマスプレゼントになるようにと、現在の発売日になっている〔。 藤岡藤巻はソニー系のエスエムイーレコーズと契約しているが、ジブリ作品の慣例通り本作はヤマハミュージックからの発売となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「崖の上のポニョ (曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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